花粉症を市販薬で治すのはさっさと諦めて医者に行った方が結局得

猫くしゃみ

ヘイ、みんな!

そろそろ鼻がむずむずとしてくる時期じゃないかい?

そう、徐々に春が近づいてくると今年もアレが始まる。

僕も中学校位の時に発症して、それ以来20年近く花粉さんとは仲良くさせてもらってます。

なんだかんだ毎年色々と試してみたけど、結局のところ市販薬でどうにかするのは無理というのが僕の場合の結論なんだ・・・。

同じように色々試してるんだけど無理ゲーだわこれ。

って毎年つらい思いしているって人のために僕が今まで試してきたことと、僕なりの結論をまとめてみます。聴いてください。『KAHUNSYO』

花粉症の対策あれこれ

花粉症の対策色々

僕もこの20年間ただ手をこまねいていたわけじゃないよ。

色々と試してみたんだよ。これまで。

そもそも花粉症の最大のつらさとは

花粉症における症状は実は結構あって、その内訳とつらさに比率を現したのが以下の表だ。

事象   つらさ指数
鼻水が出る   50     
くしゃみ    30
目のかゆみ   20     
ぼーっとする  3      
顔が乾燥する  1      
鼻づまり    999999 

なんか一人だけ天井突き抜けてるのがいるんですけど。

そう、結局のところね、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった代表的な症状は正直言って別にたいしたことないんです。

それよりも最大の苦痛は鼻づまり!これで夜寝れない、というのが何よりもつらい!

口呼吸すれば寝れるでしょ、っていうかもしれないけど普段鼻呼吸の人が口呼吸で寝るのってホントきついんだよね。

無理やり寝ても朝なんてめっちゃ口が乾燥するし、いびきもかく。さらに風邪もひきやすくなる。

朝起きて何度も歯みがいてもまだ口の中が気持ち悪い。最悪な目覚めとなる。

正直この辛さにくらべたら他なんて誤差みたいなもんです。

むしろくしゃみなんて出る瞬間は気持ちいいし、別に良くね?むしろ、うーん、おかわり!!ってレベルだよ。

だからこいつをどうにかして回避するにはどうすればいいかを考えてきたわけだ。

今まで試してきた回避策

1.なにもしない。ただ運命を受け入れる。

当初はコレ。二十歳くらいまではずっとコレ。回避策ってか回避してねえなコレ。

この時期は仕方ないとあきらめる。悟りの境地。

怖がるから相手も過剰に攻撃してくる。

むしろ「さあ、僕を花粉まみれにしたまえ。いっそ僕の頭から杉の木が生えちゃってもいいさ」という気持ちならきっと相手もわかってくれる。

いや、個人的にはずっと耐え続けることで徐々に耐性がついて、やがて症状が軽くなるとかを期待していた。

でも無理だった。10年近く耐えたけど一向に改善の余地なし。

全く相手はわかってくれなかった。

くしゃみはうっとおしいし、目のかゆみもイライラするけど元々田舎にすんでいたせいかそれほど鼻づまりできつく感じた記憶は無いんだよね。だから何とか我慢出来てたんだけど。

というわけでこれは意味なし。ただ毎年我慢しているだけじゃ耐性なんてつかない。しかも情けとか一切無い。ホント冷徹。クールガイ。騙された。

2.マスクとメガネで完全防護

上京してからは都会の空気の悪さゆえか、段々症状も悪化してきた。

それまで恥ずかしくてしてなかったけど、やがてマスクをするようになった。

合わせてメガネをかけて目元をカバーすることで物理的に花粉の侵入を防ごうという作戦だった。

が、これは正直言って効果は薄かった。

実は一般的に100枚セットとかで売られているマスクでは非常に細かい粒子である花粉は防げないらしい。

要はサッカーゴールのあみで魚をとっているようなもので、ETC並みにガンガンスルーしてる状態。

まともに防ぎたいならばある程度高価なマスクにしなけりゃならないから、コストがしゃれにならない。

メガネはまだ多少効果があった感じはしたけどね。

しかも、この組み合わせだと3月以降は段々暑くなってくる。

すぐにメガネは曇るし、非常にやっかいだった。

これは2シーズンくらいでやめた。。

ちなみに、鼻の下にぬって静電気で花粉を寄せ付けなくする、って薬もあるけど正直言ってあまり効果は感じられなかったよ・・・。

3.市販薬を色々試してみる

基本的に防ぐのは無理と感じたので、次は薬で症状を緩和させる方向で検討し始めた。

特に効果が高いと宣伝されているのはアレグラやアレジオン、ストナリニあたり。

特にアレグラは医療用と同じ成分ってのがウリらしい。

まあ、いずれも僕の体には焼け石に水だったね。

しかもやっぱりコストがかかる。薬は高いからねえ。

あ、ちなみに鼻づまりに対して直接的な対処としてブリーズライトを試したこともあるがびっくりするほど何も変わらなかった。

ナニコレ。『やんちゃな野球少年のコスプレ』するときに絆創膏がわりに使う位しか用途なくない?

市販薬で一番効果を確認できたのは、鼻にシュッとやるタイプの点鼻薬かな。

でもこれって寝る前にやると一時的には効果がでるが、やがてまた鼻がつまって早朝に目覚めてしまうことが多々あった。所詮は対処療法の一時しのぎでしかなかったね。

4.漢方に頼ってみる

会社で同じくずっと重度の花粉症に悩まされているおじさんがいて、その人が絶賛していたのがタウロミン。

アレルギーに効果があるとされているもので、別に花粉症に聞くとは一言もかいてないけど

タウロミンと検索すると 候補に即 花粉症 と出るくらい、花粉症の症状が改善されたという話が多数確認されている。

会社のおじさんも数十年来の花粉症なんだけど、タウロミンを使った年は超楽だった、言ってた。

タウロミンで検索すると2種類あるが中身は一緒なのでどちらを選んでもOK。

700粒とか1000粒とか大量に入っているけど、1回で15粒とか飲む必要があるので結局一か月くらいしか持たない。なんかカレー粉みたいなにおいがする。

まあ、これもやはりまったく何も変化は起こらなかった。なんなんだこれ。

次に漢方ではないけど、別の人からいいよ、と勧められたのがR-1ドリンク。CMでもおなじみのアレ。

毎朝飲むことで風邪もひかなくなったとか。

1か月ほど単体で試してみるが目立った効果は感じられず。ただ美味しいだけだった。

5.結局あきらめて医者に行く

色々と試したがいずれもほとんど効果は感じられず、いずれも残念な結果におわった。

その為、3年前からようやく重い腰をあげて医者にいくことにした。

ここで処方してもらった薬をのんだら一気に症状はおさまったのだった。

そう、結局のところさっさと医者に行っていればよかったんだよな・・・。

6.鼻うがい(4/1追記)

鼻うがいでも結構いける事が判明。

詳しくは以下を参照してちょ。

結局医者に行くのがベスト

花粉症は医者へ

医者に行くのがベストと言える理由とは

そもそも僕が医者をさけていたのは以下のような理由からだった。

  1. お金がかかる(高い)
  2. 時間がかかる

そもそも、当初はずっとなにもしてこなかったと言ったけど、初めて発症したシーズンは医者にいったんだよね。

ただ、その時モーレツに待たされた記憶と、検査+薬代で2重にお金がかかるというイメージから頑なに医者は避けていた。

・お金がかかる、は誤解だった

少なくとも1つ目の理由に関しては、誤解だった。

というのも市販薬と比べて決してトータルコストは高くなかった。

花粉症市販薬

これ、近くのお店で見た実際の写真ね。

一番効力が強いとされるアレグラで言うと、14日分で¥1886

スギ花粉のシーズンは2月中旬~4月中旬までの約2か月間だから、これを4箱買うとすると合計で約¥8000

対して、医者に行った場合(3割負担で計算しているよ!)

初診料+検査で約¥1500

薬代1か月分で約¥1800(ジェネリック

2回目(一か月以内)に同様に処方箋だけだしてもらうと約¥600

同じく薬代1か月分で約¥1800

合計で約¥5700(僕の場合)

あれ?実際には医者に行った方が安いじゃない!(あくまでも僕の場合)

・時間がかかる、も一時のこと

基本的に平日はしごとだから、土曜日の午前中くらいしか普通は選べないよね。

近くの耳鼻科に行くと、最大で1時間待ちとかになる。

こればかりはもう我慢するしかない。今はスマホもあるし時間つぶしはいくらでもできるでしょ。

あ、ちなみにいきなり総合病院行くともっとかかるよ。

紹介状ないと余計にお金かかったり、そもそも検査してもらえなかったりするし花粉症程度なら町のお医者さんで十分だと思うね。

あと、シーズンが始まる少し前に行くってのもアリだけど、そーするとインフルの患者とバッティングする確率があがるし、あんまりおススメしないぜ。

僕の場合は早くても2月の1週目だね。

・そして何より「こうかはばつぐんだ!」

やっぱりこれがでかい。何よりでかい。

医者に行くようになってから毎年平穏そのもの。マジ穏やか。

いくら市販薬とか漢方とかマスクとかしてもさっぱり効かなかったけど、やっぱり処方される薬は違う。

僕の場合はアレロックとシングレアってやつなんだけど、アレロックなんてアレグラの5倍のアレらしい。

薬事法にひっかかるらしいのぼかして書いてるよ!)

まあ、結局のところ市販薬なんてアレがアレしてあーなってこうなるけど、処方された薬はアレがアレで、やだ、あそこがあんなことになっちゃう・・・。ってくらいすごいからね。

要するに市販薬ごちゃごちゃ試している暇があるならさっさと医者に行け!って話ダホヨォォ!!

おしまい